
式典の様子
山形県旅館ホテル生活衛生同業組合青年部(高橋治部長)は5日、山形県天童温泉の「ほほえみの宿滝の湯」で創立50周年記念式典を開いた。来賓、歴代の青年部長をはじめ、協賛業者、観光関係者、青年部員ら約200人が出席、節目を祝った。
高橋部長は、組合の歴史を振り返るとともに、「24人の偉大な歴代青年部長をはじめ、諸先輩方は業界を取り巻く問題解決に向けて奔走されてきた。研さん、研修を積み、50年の礎を糧に新たなスタートを切り、未来に向かっていく」とあいさつした。
記念事業として、神奈川県鶴巻温泉「陣屋」女将の宮崎知子さんが「IT活用による旅館改革とその展望」と題して講演。日本舞踊五月流三代目家元の五月千和加さんが「赤髪五月千和加の世界」をテーマに舞踊を披露した。
来賓の佐藤信幸・山形県旅組理事長は、民泊や人手不足、災害時における旅館・ホテルの2次避難所としての対応など、業界を取り巻く問題点を指摘。
西村総一郎・全旅連青年部長は「地域、社会貢献のミッションを携えて進むのが青年部。ともに手を携え、観光を大きな産業に育てていこう」と呼び掛けた。
武田啓子・山形県観光文化スポーツ部長(知事代理)、山本信治・天童市長、鈴木憲和・衆議院議員、大沼瑞穂・参議院議員、舟山康江・参議院議員、今井榮喜・山形県観光産業議員連盟会長らも祝辞を述べた。
式典の様子