
山ノ内インフォメーションセンターのオープンを祝うテープカット(中央が平澤町長)
志賀高原や湯田中渋温泉郷などを抱える長野県山ノ内町に11月28日、新しい観光案内所「山ノ内インフォメーションセンター」がオープンした。場所は長野電鉄・湯田中駅前で、同日のセレモニーではテープカットや温泉まんじゅうの振る舞いがあった。
同センターは3階建て空き店舗の1、2階を活用。1階(延べ床面積約56平方メートル)は観光案内や土産物販売、荷物の預かり、授乳室などがあり、外国人旅行者には英語やスペイン語、ポルトガル語などで対応する。
2階(同60平メートル)は事務所のほか、Wi―FIなどが利用できるフリースペースとしている。
営業時間は平日が9~18時、土日祝日が9~20時。
テープカットには平澤岳町長のほか、県観光部、県観光機構、町議会議長、長野電鉄、山ノ内町温泉郷女将の会ゆのかが臨んだ。平澤町長は「山ノ内の魅力がスノーモンキーだけでないことを、世界中から訪れる外国人に知ってもらうきっかけをつくりたい」と述べた。
同センターの運営は、「一般財団法人山ノ内まちづくり観光局」が行う。同局は観光産業の振興と農業などのブランディング、独自性や時代にマッチした企画や情報発信、町一丸となっての経済活性を目的に、道の駅や駅前温泉「楓の湯」を運営する「一般財団法人山ノ内町総合開発公社」を母体に、11月に発足した。
町と町民、観光・農業団体、企業などで構成され、理事長は平澤町長が就いている。来年春から本格始動する。
山ノ内インフォメーションセンターのオープンを祝うテープカット(中央が平澤町長)