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層雲峡地区(北海道上川町)の宿泊施設や商店街の若手、町職員で成る「層雲峡未来観光戦略プロジェクト」(西野目智弘座長)は12月13日、大雪山の自然を保護し、未来につなげるため、クラウドファンディング(CF)を始めた。募集期間は1月7日までと短いが、目標の60万円達成に支援を呼び掛けている。
全日本空輸(ANA)のCF「WonderFLY(ワンダーフライ)」を通じて寄付を募っている。
23年は層雲峡温泉の開湯100年に当たり、同プロジェクトも結成10年の年だった。「23年を節目に新たなチャレンジをしたい」としてFCを行うことにした。
集まった寄付金は、(1)層雲峡の紅葉の名所「紅葉谷」へのアクセス向上のため、多言語看板を整備(2)紅葉谷に自生する天然記念物「ヒカリゴケ」の保存(3)次世代の子供たちがこの大自然に興味を持ってもらうための大雪山国立公園ジュニアレンジャー育成冊子の作成―に使う。
寄付額に応じて、ホテル大雪の宿泊券や大雪森のガーデンペア入園チケット、黒岳ロープウェイリフト乗車券ペアチケットなどが受け取れる。問い合わせは層雲峡観光協会、TEL01658(2)1811。
ワンダーフライはANA Xが運営する購入型CFで、支援者はクレジットカードのほか、ANAマイルも使える。