クリップス(本社・新潟市)の小規模宿泊施設向けPMS「ねっぱん!イージー会計」は7月1日、EDEYANS(同・大阪市)のクラウド型清掃管理システム「ヤンクリ」と連携を始めた。ねっぱんに宿泊予約が入ると、ヤンクリのシステムに清掃依頼が自動発注される。「宿泊施設の清掃管理業務の効率化、清掃管理コストの低減が図れる」とクリップス。
ヤンクリはホテル、民泊など宿泊施設から清掃業務を受注し、「クリーナー」と呼ばれる清掃スタッフを派遣するサービス。PMSとの連携で宿泊施設側の清掃依頼が自動化。あらかじめ予約設定しておくことで対応可能なクリーナーが自動的に現場に向かい、清掃を行う。
当面は東京都、大阪府、京都府、福岡県の4都府県でサービスを行う。
ねっぱん!イージー会計は、小規模施設向けに機能を限定したPMS。「ねっぱん!サイトコントローラー++」との予約データの連携機能、部屋割り処理など部屋管理機能、予約管理機能、フロント会計機能、顧客管理機能を持つ。
連携開始を記念して、ねっぱん!イージー会計のヤンクリ連携オプション費用の初期設定料(1万円)、月額利用料(3千円)の1年間分を無料とする。新規にヤンクリと契約した施設の初月分の清掃料は既存の半額とする。受付期間は9月末日まで。