神奈川県小田原市は7月22日、観光案内やカフェ、物販機能を持つ「観光交流センター」をオープンする。市内および周辺エリアへの回遊を促し、地域経済の発展に貢献する。
センターは鉄骨造り2階建て、延べ床面積約442平方メートル。小田原城正規登城ルートの目の前にある。「小田原城を含めた周辺エリアのまち歩きや、小田原産木材を生かした体験ワークショップなど、多彩なアクティビティを組み合わせることにより、憩う、体験する、学ぶを提供する観光交流拠点を創出する」としている。
(1)観光情報発信(2)カフェ(3)物販(4)イベントスペース―などの機能を持ち、(1)では観光インフォメーションデスクを設け、その日に楽しめる体験コンテンツやサイクルマップの提供、まち歩きガイドの案内などを行う。
センターは三の丸地域循環創造事業体(小田原ツーリズム、報徳仕法、FM小田原)の3社による合同運営で、センター長は小田原ツーリズムCOO(最高執行責任者)の前島真弓氏が務める。小田原ツーリズムは市観光協会の100%出資会社。