
202名の新入生が夢への第一歩
専門学校日本ホテルスクールは4月2日、東京都中野区のなかのZEROホールにて2025年度入学式を執り行った。昼間部・夜間部合わせて202名の新入生を迎え入れ、観光業界のトップらが見守る中、盛大に式典が催された。
新たな一歩を踏み出す瞬間。緊張と希望に満ちた表情の新入生たち。石塚勉校長は式辞で、本校の教育理念である「ホスピタリティ精神の体得と実践」「理論と実技の一体化によるサービスの創造」「国際的視野に立脚した人間の育成」について言及。時代を先取りしたカリキュラムの紹介とともに、卒業後に活躍できる人材となるべく努力を重ねるよう新入生たちに呼びかけた。
来賓を代表して祝辞を述べた一般社団法人日本ホテル協会専務理事の掛江浩一郎氏は、ホテル業界の成長性と魅力について触れ、新入生たちを激励。「ホテル業界は日本の観光産業を支える成長産業であり、将来のキャリアとして選択したことは間違っていない」と述べ、インバウンド市場の無尽蔵な可能性を指摘した。
式典では、在校生代表の村田理紗さん(昼間部ブライダル科2年)による歓迎の言葉、新入生代表の中山葵衣さん(昼間部英語専攻科1年)による入学の言葉が述べられ、新入生たちの決意を新たにした。
専門学校日本ホテルスクールは、1971年にプリンスホテルがホテリエの育成を目的として開校した「プリンスホテルスクール」を前身とし、来年で創立55周年を迎える。これまでに約14,800名の卒業生を輩出し、ホテル・ブライダル分野における人材育成の日本を代表する教育機関として知られている。