前月から減少幅拡大
総務省が10月29日に公表したサービス産業動向調査の8月分速報で、宿泊業(旅館・ホテル、簡易宿所、下宿業)の売上高は前年同月比1.0%増の4108億3800万円と、6カ月連続で増加した。ただ、新型コロナ禍前の2019年同月比は46.4%減と、半分程度の売り上げにとどまるほか、減少幅が前月から拡大した。
サービス産業全体は前年同月比0.3%増の28兆7632億6500万円。19年同月比は12.7%減少した。
宿泊業の売上高の19年同月比を見ると、7月は35.3%減。6月の51.0%減から減少幅が縮小したが、8月は再び拡大した。
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