総務省はこのほど、サービス産業動向調査の昨年10月分(速報)を公表した。同月の宿泊業(旅館・ホテル、簡易宿所、下宿業)の売上高は前年同月比14.2%減の3817億1400万円と、2カ月連続で減少した。前年は7月にGo Toトラベル事業が開始。10月から東京が発着地に追加されるなど、事業が本格化していた。コロナ禍前の2019年同月比も30.6%減と、依然厳しい状況だ。
宿泊業の月間売上高の19年同月比を見ると、昨年1月から10月まで順に、49.8%減、51.1%減、37.9%減、46.7%減、50.0%減、49.8%減、36.3%減、46.4%減、49.5%減、30.6%減。年間を通して3~5割台の減少が続いている。
サービス産業全体は前年同月比1.3%減、19年同月比7.2%減の30兆2430億4千万円。
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