
総務省のサービス産業動向調査によると、昨年1年間(1~12月)の宿泊業(旅館・ホテル、簡易宿所、下宿業)の売上高は前年比40.3%減少した。サービス産業35業種の中で、「航空運輸業、郵便業」(52.6%減)、「その他の生活関連サービス業」(旅行業、冠婚葬祭業など、46.6%減)に次ぐ3番目に大きい減少率だった。
月平均の売上高が2811億3400万円。月別の増減率を見ると、1月のみ0.3%増と、前年同月を上回った。2月は5.6%減と微減で、新型コロナウイルスが感染拡大した3月から減少幅が拡大。同月に46.2%減、初の緊急事態宣言が発出された4月に75.6%減。5月は81.0%減と同年で減少率が最大になった。
Go Toトラベル事業が始まった7月に49.1%減。同事業で東京発着が解禁された10月は19.3%減と、新型コロナ感染拡大後で最も低い数字となった。ただ、Go Toが一時停止になった12月は30.1%減と減少幅が再度拡大した。
ほかの業種を見ると、航空、旅行業など、観光関連業種の減少率が高い。映画館、公園・遊園地などの「娯楽業」は22.1%減。「飲食店」は27.2%減。