総務省はこのほど、サービス産業動向調査の4月分速報を公表した。同月の宿泊業(旅館・ホテル、簡易宿所、下宿業)の売上高は前年同月比6.2%増の4360億1100万円と、4カ月連続で増加した。サービス産業全体は同1.5%増の31兆770億700万円と、30カ月連続で増加した。
ほかの業種を見ると、娯楽業が3.5%減の2兆5244億400万円。飲食店が1.9%減の1兆7238億6500万円。道路旅客運送業が2.2%増の2706億8千万円。
9の産業大分類別では、「宿泊業、飲食サービス業」(0.2%減)、「生活関連サービス業、娯楽業」(1.6%減)、「教育、学習支援業」(2.5%減)が減少。ほかの「運輸業、郵便業」(2.1%増)、「情報通信業」(2.1%増)などが増加した。
宿泊業の従事者 3ヵ月ぶり増加 4月
4月のサービス産業の事業従事者数は、宿泊業が同0.5%増の70万3100人と3カ月ぶりに増加した。サービス産業全体は同0.9%増の3028万6800人。
ほかの業種を見ると、娯楽業が2.5%減の93万4千人。飲食店が0.9%減の426万6800人。道路旅客運送業が0.3%減の52万4500人。