経済産業省がこのほど公表した今年7月の第3次産業活動指数(2010年=100)は前月比0.1%増の106.9と、3カ月ぶりに上昇した。「総じてみれば第3次産業活動は高い水準で横ばい」(同調査)。業種別では、宿泊業が0.1%減の122.3と、2カ月ぶりに低下した。
第3次産業活動指数は、サービス業など第3次産業に属する産業の生産活動を総合的に捉えた指数。
宿泊業のうち、旅館は8.0%減の74.7と3カ月連続で低下。ホテルは1.4%増の147.8と2カ月連続で上昇した。
旅行業は1.3%増の87.5。このうち国内旅行は2.2%減の95.1。海外旅行は4.8%増の65.2。外人旅行は9.3%増の409.4。
遊園地・テーマパークは5.7%減の114.8。航空旅客運送業は0.2%減の139.2。道路旅客運送業は1.1%減の98.4。これらを加えた観光関連産業全体は0.4%減の110.2。