経済産業省がこのほど公表した昨年11月の第3次産業活動指数(2010年=100)は、前月比1.3%増の105.4と、2カ月ぶりに上昇した。「総じてみれば、第3次産業活動は足踏みがみられる」と経産省。業種別では、宿泊業が同6.2%増の119.6と、2カ月ぶりに上昇した。
第3次産業活動指数は、サービス業など第3次産業活動に属する産業の生産活動を総合的に捉えた指数。
宿泊業のうち、旅館は同2.7%減の71.1と2カ月連続で低下。ホテルは同8.7%増の148.9と、3カ月ぶりに上昇した。
旅行業は同2.3%増の87.9。このうち国内旅行は同6.4%増の92.0。海外旅行は同1.4%減の64.9。外人旅行は同1.1%減の446.9。
遊園地・テーマパークは同15.2%増の115.5。航空旅客運送業は同4.0%増の140.2。道路旅客運送業は同0.7%増の98.7。
これらを合わせた観光関連産業全体は同3.3%増の108.7。