総務省はこのほど、サービス産業動向調査の10月分速報を公表した。同月の宿泊業(旅館・ホテル、簡易宿所、下宿業)の売上高は4739億7800万円で、前年同月比2.6%減と2カ月ぶりに減少した。サービス産業全体は31兆8599億6700万円で、同3.1%増と24カ月連続で増加した。
ほかの業種を見ると、娯楽業(公園・遊園地、スポーツ施設提供業、映画館など)が2兆7344億5500万円で、同3.1%減。飲食店が1兆5840億500万円で、同1.3%増。道路旅客運送業が3039億5900万円で、同3.4%減。
9の産業大分類別では、「生活関連サービス業、娯楽業」のみが前年同月を下回った。「宿泊業、飲食サービス業」は2兆2742億7100万円で、同0.4%増加した。
宿泊業の従事者数 前年同月比0.5%減
同月のサービス産業の従事者数は、宿泊業が75万2千人で、前年同月比0.5%減少した。サービス産業全体は3068万6100人で、同0.6%増加した。