総務省はこのほど、サービス産業動向調査の昨年11月分速報を公表した。同月の宿泊業(旅館・ホテル、簡易宿所、下宿業)の売上高は4657億3300万円で、前年同月比0・8%増と2カ月ぶりに増加した。サービス産業全体は30兆8776億6800万円で、同2・0%増と13カ月連続で増加した。
ほかの業種を見ると、飲食店は1兆5751億8千万円で、同1・2%増。娯楽業(公園・遊園地、スポーツ施設提供業、映画館など)は2兆6518億5400万円で、同3・7%減。道路旅客運送業は3054億4100万円で、同0・3%減。
9の産業大分類別では、「宿泊業、飲食サービス業」「運輸業、郵便業」など6業種が増加。「生活関連サービス業、娯楽業」「情報通信業」など3業種が減少した。
宿泊業の従事者2ヵ月連続で減
昨年11月のサービス産業への従事者数は、宿泊業が73万7800人で、前年同月比1・1%減と2カ月連続で減少した。サービス産業全体は3054万7600人で、同1・5%増加した。
ほかの業種を見ると、飲食店は443万9900人で、同2・0%増。娯楽業は99万5500人で、同2・2%増。道路旅客運送業は56万6600人で、同2・6%減。