宿泊料は3.1%減少、11月の家計消費状況調査


 総務省はこのほど、家計消費状況調査(支出関連項目、2人以上の世帯)の昨年11月分を公表した。同月の宿泊料への支出は1世帯当たり2097円で、前年同月比で実質3・1%減少した。

 調査は購入頻度が少ない高額な財(商品)、サービスへの支出を調べたもの。

 旅行関係ではこのほか、パック旅行費(国内)が2471円で、同22・7%減。パック旅行費(外国)が1276円で、同2・2%増。航空運賃が775円で、同6・8%増。

 50の支出項目で増加率が高かったのは、203・0%増のゲーム機(ソフトは除く)、104・2%増の挙式・披露宴費用、93・7%増の出産入院料、90・1%増のたんすなど。

 減少率が高かったのは、50・5%減のベッド、39・1%減のカメラ(交換レンズのみを含む。使い捨てのカメラは除く)、36・6%減の婦人用スーツ・ワンピース、27・5%減の信仰関係費など。

ネット利用の支出 旅行関係は34%増

 同月のインターネットを利用した支出額(2人以上の世帯)は、1世帯当たり1万964円で、前年同月比で名目28・6%増加した。支出項目別では旅行関係費(宿泊料、運賃、パック旅行費)が最も多く、2193円、同34・4%増加した。

 ほかの上位項目は、食料が1534円で、同22・4%増。衣類・履物が1423円で、同30・2%増。

 
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