日本旅館協会関西支部連合会はこのほど、宿泊実績調査の10月分の結果をまとめた=表。会員旅館130軒が回答。6府県合計の宿泊人員は前年同月比20.4%減、売り上げは同0.8%と、ほぼ前年並みに回復した。ただ、回復状況は府県によってバラつきが見られる。
府県別の宿泊人員は、滋賀県が20.7%減、京都府が50.9%減、大阪府が44.0%減、兵庫県が2.6%増、奈良県が32.5%減、和歌山県が9.5%増。前月1桁台の減少だった兵庫県と和歌山県が増加に転じた。
府県別の売り上げは、滋賀県が4.3%減、京都府が11.1%減、大阪府が34.7%減、兵庫県が16.6%増、奈良県が1.1%減、和歌山県が11.3%増。大阪府と京都府は2桁台の減少。兵庫県が前月の減少から増加に転じ、和歌山県は前月に続き増加した。