宿泊人員が2%減少 旅館協会東北の11月実態調査


 日本旅館協会東北支部連合会はこのほど、会員旅館を対象に毎月実施している宿泊実態調査の2018年11月の結果をまとめた=表。回答旅館数は99軒。東北6県の合計では、宿泊人員が前年同月比2.1%減、売り上げが同0.5%減でともにマイナスだった。

 県別に見ると、山形県は宿泊人員が7.7%増、売り上げが5.6%増と前年同月の実績を上回った。秋田県は宿泊人員が4.8%増だったが、売り上げは1.0%減。福島県は宿泊人員が0.1%減とほぼ前年並みで、売り上げは1.2%増だった。他の3県は宿泊人員、売り上げの両方が前年同月の実績に届かなかった。

 18年1~11月累計の宿泊人員の前年同月比は、東北6県合計で1%減。青森県が3%増、岩手県が1%増、秋田県が4%増とプラスだったが、宮城県が5%減、山形県が4%減、福島県が2%減となった。

 18年1~11月累計の宿泊人員のうち外国人に限ると、東北6県合計で35%増。山形県以外は前年同月の実績を上回った。青森県は30%増、岩手県は41%増、秋田県は205%増、宮城県は26%増、山形県は7%減、福島県は46%増だった。

 
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