総務省はこのほど、個人企業経済調査(動向編)の1~3月期分速報を公表した。同期の個人企業(個人経営の事業所)のうち、「宿泊業、飲食サービス業」の業況判断DIはマイナス54.1で、前期(昨年10~12月期)比0.5ポイント改善した。来期(4~6月期)の業況見通しDIはマイナス48.7で、今期から5.4ポイント改善の見通し。
DIは「良い、好転」の企業割合から「悪い、悪化」の企業割合を引いた値。
個人企業全体の業況判断DIは前期比3.6ポイント悪化のマイナス61.6。4の産業別では、「宿泊、飲食」のみが改善。ほかの「製造業」「卸売業、小売業」「サービス業」は悪化した。
来期の業況見通しDIは、個人企業全体が今期比2.0ポイント改善のマイナス59.6。産業別では製造業のみが悪化の見通し。