宿泊の6割「人手戻らず」 業種別最多、全業種計は3割超


 宿泊業の6割が「人手戻らず」―。昨年度末(今年3月)の正社員、パート、アルバイトなどの従業員数について、3割超の企業でコロナ禍前の2019年度末から減少していることが帝国データバンクの調査で分かった。業種別では宿泊業(旅館・ホテル等)が62.4%と最も多かった。

 全国約7万2千社を調査。このうち35.1%の約2万3千社で従業員数がコロナ禍前から減少している。減少幅は「1割以下」が15%、「2~3割以下」が14%。「4~5割以下」「5割超」もそれぞれ4%、2%あった。

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