7月31日に兵庫県神戸市の有馬温泉で開かれた「ありま夏祭り」の会場で、有馬温泉と姉妹温泉協定を結ぶ宮城県の秋保温泉が観光PRを実施し、宮城名物の牛タンを来場者に振る舞った。来場者からは牛タンの代金を取らず、東日本大震災の義援金を募った。
前日にも神戸市内の岡本商店街で観光PRを行い、牛タンを振る舞った。同31日の昼間には三宮センター街などで、有馬温泉で開講される「有馬温泉ゆけむり大学」の参加大学生、有馬温泉のPRレディーの「有馬こゆな十二坊」ら総勢約40人が秋保温泉の街頭PRを手伝った。
秋保温泉旅館組合の佐藤勘三郎組合長は「まちづくり先進地の視察と東日本大震災からの復興の中間報告で有馬を訪れたが、PRの場を提供していただき感謝している。神戸の人々に宮城県や秋保の状況を知ってもらえれば、多くの人に訪れてもらえる」と話していた。
秋保温泉が牛タンを振る舞った