宮古・室蘭にフェリー、岩手に初航路

  • 2018年7月16日

 宮古(岩手県)―室蘭(北海道)間に定期フェリー航路が開設され、6月22日に運航が始まった。運航会社は川崎近海汽船「シルバーフェリー」。就航船舶は「シルバークィーン」(7005トン)で、旅客定員600人、車両の積載はトラック69台、乗用車20台。岩手県にとっては初のフェリー航路開設となった。

 運航は1日1往復。片道約10時間で航路を結ぶ。ダイヤは宮古港午前8時発・室蘭港午後6時着、室蘭港午後8時発・宮古港午前6時着。

 「シルバークィーン」には、2等、2等寝台のほか、ツインルームの特等室5室、定員4人の1等洋室17室、1等和室5室などがある。海が眺められる展望浴室なども備える。

 大人、片道の運賃は特等1万5千円、1等1万2千円、2等寝台8千円、2等6千円。乗用車の車両運賃は、全長4メートル未満2万800円、5メートル未満2万6千円、6メートル未満3万1200円。

 就航により観光、物流の活性化が見込まれている。観光では、宮古市、室蘭市の観光魅力の発信のほか、三陸ジオパークと洞爺湖有珠山ジオパークの連携などが期待されている。物流では、宮古側で整備が進む三陸沿岸道路や復興道路の活用が利点となる。

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