室戸世界ジオパークセンターが4月29日、高知県室戸市にオープンした。高知県東部9市町村(室戸市、安芸市、東洋町、奈半利町、田野町、安田町、北川村、馬路村、芸西村)で開催される博覧会「高知家・まるごと東部博」(4月29日〜12月23日)に開館を合わせた。
数千万年前からのダイナミックな大地の動き、自然環境の影響を受けながら育まれた独自の文化が認められ、2011年に世界ジオパークに認定された室戸世界ジオパークの拠点施設。貴重な地質や文化を伝える。
大型スクリーンを備えた臨場感あふれる「ジオシアターゾーン」をはじめ、グッズの販売や各種体験プログラムの案内も行う「ジオガイダンスゾーン」、人と大地をつなぐジオストーリーを紹介する「大地との共生ゾーン」などがある。このほかにも「大地と歴史文化ゾーン」「大地のいとなみゾーン」など室戸世界ジオパークの魅力を伝える展示がある。
4月29日〜5月31日の期間は、特別企画展「Tony Wu(トニー・ウー)海洋生物写真展」が開催される。
開館時間は午前9時〜午後6時。無休。入館料は無料。