
官民ファンドの地域経済活性化支援機構(REVIC)は2月25日、「観光遺産産業化ファンド」で、神奈川県三浦市のミウラトラスト(鈴木雄二代表取締役)への投資を実行した。三浦市三崎エリアにおける古民家を活用した観光の面的活性化を支援する。
昨年3月に三浦市、横浜銀行、京浜急行電鉄、ミウラトラスト、REVICが締結した「三浦市における地域資源を活用した観光活性化に関する連携協定」に基づいた投資。滞在環境整備を軸に周辺のアクティビティなどとも連携し、エリア一体となった首都圏近郊の滞在型リゾート、回遊型ツーリズムを推進する。
三崎エリアは、昭和の趣が残る港町ならではの建物が残っており、古民家の再生・宿泊事業を軸に滞在環境の整備を支援する。これまでの観光活性化ファンドの運営を通じて培ってきたREVICの専門人材を活用したノウハウ移転なども推進する。