
シャワー&パウダーⅡ・Tタイプ
人気水回りシリーズなど展示
システムバスやシャワールームなどの水回り設備を提供するパナソニックAWエンジニアリング(東京都品川区)は、29日に東京本社事務所を移転することを機に、移転先の銀座の本社内に、水回り設備商品を見学できる完全予約制の展示室「AWE―LAB」をオープンさせる。宿泊市場で支持を集める「シャワー&パウダーシリーズ」など各種水回り商品を展示する。
同シリーズは、既築物件のトイレ、バス、洗面が一体となった3点ユニットを同じスペースで、バス(シャワー)・トイレ別にリフォームできる。業界に先駆けて、2005年から発売し、一昨年秋にリニューアル発売した。
「居室空間の広さを損なうことなく、最短2日間でバス・トイレが分離できるなど好評を博している」と同社。
最小限のスペースで独立トイレルームにすることが可能なほか、ユニット施工による工数削減で、大工工事手配の手間やコストを抑えるメリットにもつながる。
近年では、集合住宅はもとより、ビジネスホテル等の宿泊施設の改築・新築案件での採用が増加している。
シャワー&パウダーⅡの特長は、トイレ強化(節水型タンクレストイレ)と、一回り大きいサイズの展開などが挙げられる。
意匠性が高く、省スペースなタンクレストイレ「節水キレイトイレMX」を標準仕様に設定し、工夫を凝らした設計と併せて、「有機ガラス系のスゴピカ素材で、汚れが付きにくく、日々の清掃時間を短縮する」と話す。
また、従来の1014、1116サイズに加えて、一回り大きいセパレート1216サイズをラインアップに追加したことで、大きめの3点ユニットのリフォームにも対応する。シャワー側とトイレ側の床を分割して搬入できるため、リフォームにも最適という。
シャワーと洗面のタイプでは、小物を多く収納できる2面鏡の洗面化粧台仕様も新たに追加した。
また、オプションの梁欠・全高カットを通常納期化し、RC物件の梁への対応や、リフォーム物件に今まで以上に迅速な対応が可能となった。
この件についての問い合わせ先は、パナソニックAWエンジニアリングホームページ(https://panasonic.co.jp/phs/pawe/)。
シャワー&パウダーⅡ・Tタイプ