長野県安曇野市は1日、新型コロナウイルスの影響を受けた市内の宿泊施設を支援するため、宿泊費用の一部を助成する「宿泊施設応援券」事業を開始した。11月15日の宿泊分まで受け付けるが、予算(約2600万円)に達した時点で終了する。
1グループ5人以内、1泊限定が条件で、誰でも利用できる。「東京都民を受け入れるかどうかは施設の判断に任せる」と市観光協会。
1泊8千円以上で1人に付き3千円、8千円未満は千円を助成する。山小屋を除いた旅館・ホテル、ペンション、ビジネスホテルなど56施設で利用でき、観光協会のホームページに掲載している。
希望の施設に「応援券」の利用が可能か確認した上で予約してもらう。利用者は宿泊当日に「助成金申込書」に記入した上で「応援券」に署名し、助成額を差し引いた宿泊費を払う仕組み。