
帝国データバンクが7月、全国の企業に行った女性登用に関する調査で、自社の管理職(課長相当職以上)に占める女性の割合は平均9.8%と前年比0.4ポイント上昇。2013年の調査開始以降で最高を更新したが、1割を割る低水準が続いている。自社が進める女性活躍推進策は「性別に関わらず成果で評価」が約6割でトップとなっている。
自社の管理職に占める女性の割合について9の業界別に見ると、小売(18.6%)、不動産(16.2%)、サービス(13.5%)がトップ3でそれぞれ1割超。このほか運輸・倉庫が6.9%と8位。最下位が建設の6.2%。
企業規模では、大企業が7.5%にとどまるのに対し、中小企業が10.2%、小規模企業が12.6%と、規模が小さい企業ほど女性登用の割合が高い。
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