
サウナラウンジ「楊貴妃」の完成イメージ
JR九州グループのおおやま夢工房(大分県日田市)が運営する「奥日田温泉 うめひびき」は、宿泊者限定で利用できる新施設「サウナラウンジ紅鶴」を7月26日にオープンする。プライベートサウナとサウナラウンジスペースに加え、屋外テラスを新設。現在リニューアル工事中の温泉大浴場も同日に営業を再開する。
施設内に新しく用意するプライベートサウナは、「蝶の羽重(はがさね)」「楊貴妃」「舞扇(まいおうぎ)」の3室。室名はすべて梅の品種名から命名した。一つのサウナラウンジを、チェックインからチェックアウトまで貸し切りで利用できる。各部屋にはサウナ室、水風呂、シャワー、ラウンジスペースがあり、屋外には響渓谷を望むテラスも設置。水風呂には日田の地下水を使用しているほか、ラウンジスペースにはソファー、テーブル、テレビ、サウンドバー、冷蔵庫なども完備。映画や音楽鑑賞、読書など、利用者の好みに合わせて過ごすことができる。
料金は部屋によって異なり、定員6人の「蝶の羽重」は2人まで3万3千円、定員4人の「楊貴妃」「舞扇」は2人まで2万7500円(いずれも税込み、1人追加ごとに5500円加算)。同館では「オープン記念キャンペーン」も実施しており、7月26日~8月31日の期間中に「サウナラウンジ紅鶴」を利用した宿泊者に対し、アンケートに回答すると1室につき5千円の割引が適用される。
このほか、「サウナラウンジ紅鶴」の開業に合わせ、同館では温泉大浴場「緑宝」「青軸」もリニューアルを実施。湯上がり後やサウナ後に体を冷ましながらゆっくりくつろげるテラスを新設するほか、「緑宝」では新しく岩盤浴も設置する。チェア型の岩盤浴も用意しているため、響渓谷を眺めながら体を温めることができる。日帰り入浴も27日に開始する予定で、料金は大人1200円、小学生600円で入浴できるほか、活盤浴・岩盤浴は追加料金500円で提供する。
サウナラウンジ「楊貴妃」の完成イメージ