福島県の奥州街道沿いに本店を置く5信用金庫(郡山、白河、須賀川、二本松、福島)は10月14日、「御宿場印めぐり」の福島県プロジェクトを始動する。各地域の観光案内所や商店で御宿場印を販売することで観光客を呼び込み、交流人口を拡大する狙い。同12日には各信金の理事長らが奥州街道の玄関口である白河市に集結し、キックオフセレモニーを開いた。
同プロジェクトは、発起人である足立成和信用金庫(東京都、土屋武司理事長)の呼びかけにより開始。福島県内の白坂宿から貝田宿までの32宿場・36種の御宿場印を1枚300円で販売する。作成には沿線の市町村や地元の書道家、中学校・高校の書道部などから協力を受け、地域の名所を描くなど工夫を凝らした。【記事提供:ニッキン】
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