奈良県、外客誘客に“ゆかり”を活用


 奈良県は、海外からの誘客促進を図るため、県内への訪問が多い17の国・地域と奈良とのつながりを感じられる「ゆかり話」を活用した観光PRツールを作成することにした。その一環として、10月末まで、ゆかり話を募集している=写真はリーフレット。

 ゆかり話とは、歴史や文化のかかわり、交流活動、共通点のある食べ物や場所、各国の人に人気の観光スポットや現地で人気の県産商品など、奈良とのゆかりを感じられる情報を指す。
 例えば、「インドのニューデリー国立動物園には奈良公園の鹿の子孫がいるらしい」「オーストラリアには奈良の地酒が輸出されている」といった情報だ。

 17の国・地域は韓国、台湾、アメリカ、中国、フランス、スペイン、オーストラリア、香港、イギリス、タイ、カナダ、イタリア、ドイツ、シンガポール、マレーシア、ロシア、インド。
 集まったゆかり話は、奈良に詳しい知識人などで構成される「諸外国と奈良とのゆかり検討委員会」で協議の上、観光PR用リーフレットやホームページなどに掲載される。

 応募方法は、ホームページ(http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_itemid-70403.htm)を参照。応募者から抽選で50人にせんとくんグッズをプレゼントする。

 
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