
吉村知事
古都・奈良の冬の風物詩として親しまれている「しあわせ回廊なら瑠璃絵」が8~14日まで開催された。8日、奈良春日野国際フォーラム甍(いらか)で行われたオープニングセレモニーでは、夜の奈良を彩るイベントの魅力をPRした。
今回で16回目。会場となる奈良公園一帯、春日野大社、興福寺、東大寺では光の演出、春日野大社、東大寺、興福寺では夜間特別拝観や提灯をもって散策する「夜参り提灯」などが行われた。前回は14万人ほどが来場したとされる。
仲川げん・奈良市長は「寒空の(夜)だからこそ見える美しさもある。家にこもりがちだが、外に出て、新しい発見をしてほしい」とあいさつした。
ゲストとして大阪府の吉村洋文知事や大阪観光局の溝畑宏理事長が招かれ、吉村知事=写真=は「瑠璃絵をはじめ、奈良のポテンシャルは本当にすごい。お寺さんもこのイベントを手伝っている。ほかにはなかなかまねのできないことだ」と述べ、奈良との連携を一層強める考えを示した。