東映太秦映画村(京都市)は14日、アトラクション「まるごととびだす超立体360シアター」をオープンした。春まで営業していた「3Dキャッスル」を360度フルスクリーンにリニューアル。施設面積は28平方メートルから79平方メートルに拡大。座席数も25席から世界最大級の80席になった。
LEDプロジェクター16台を使用し、高さ3.8メートル、長さ30メートルの特殊スクリーンに3D映像が映し出される。3Dメガネを着用すれば、周囲360度、リアルな立体映像の世界が広がる。
3D映像のコンテンツは、激しいアクションが魅力の「NINJA」、海中を旅する「POSEIDON」、虫の視線で花畑などを旅する「BEE MUSICAL」の3種類。タイムスケジュールに沿って、上映される。
13日には、同施設の内覧会があり、人気アイドルグループNMB48の新ユニット「難波鉄砲隊其之壱」が同映画村スペシャルサポーターに就任=写真。同日行われた記者会見では、メンバーが若衆や忍者の衣装をまとい登場。メンバーの小谷里歩さんは「お化け屋敷のリニューアルオープン以来お世話になっている映画村への恩返し。盛り上げていきたい」と意気込みを語った。與儀ケイラさんは「3Dは飛び出すだけでなく自分を貫通していくような迫力。すごくびっくりして面白かった」と話した。
また、東映太秦映画村では、夏休み期間限定で「史上最恐のお化け屋敷」内に難波鉄砲隊其之壱のメンバーが声で出演する特別バージョンを上演する。