大阪学院大(大阪府吹田市)で「ホテル産業における職能評価制度の現況・課題」をテーマにしたシンポジウムが30日に開催される。入場無料、要予約。
厚生労働省では個人の職業能力を客観的に評価するための「職業能力評価基準」の整備を進めている。ホテル業は2004年に策定。シンポジウムはこの制度を広く普及させ、ホテル産業の発展につなげるのが狙い。
基調講演は、流通科学大名誉教授でNPOシニアマイスターネットワーク理事長の作古貞義氏による「ホテル産業における、職能検定制度・試験の現状・課題」、中央職業能力開発協会能力開発支援部長の山口満氏による「我が国の職業能力・評価制度とJAVADA(中央職業能力開発協会)の役割」、三菱UFJリサーチ&コンサルティングコンサルティング事業本部の小池陽二郎氏による「職業能力評価基準活用促進事業の現状と課題」。
パネルディスカッションでは「ホテル産業における、職能評価制度の現状・課題」をテーマに話し合う。パネリストとして、作古氏、山口氏、小池氏のほか、大阪学院大経営学部教授・元リーガロイヤルホテル社長の川越一氏、大阪学院大非常勤講師・元ホテルオークラ福岡社長総支配人の金子順一氏が参加。コーディネーターは大阪学院大経営学部教授・ホスピタリティインダストリー研究所所長の森重喜三雄氏が務める。
問い合わせはTEL06・6381・8434。