地域一体での盛り上げ評価
地域活性化センターはこのほど、「ふるさとイベント大賞」の受賞者を発表した。大賞(内閣総理大臣賞)は「うみぞら映画祭in淡路島」(兵庫県洲本市)が選ばれた。地域資源である海を生かしながら、地元の人たちが一緒にイベントを盛り上げたことなどが評価された。表彰式は22日、東京・平河町のルポール麹町で行う。
ふるさとイベント大賞はイベントの創造・発展による地域活性化を目指し、全国各地で開催されているイベントを表彰するもので、1996年に創設。今回で28回目となる。
対象となるのは2022年7月1日から23年6月30日までに開催されたイベントで、全国から92件の応募があった。
表彰式では選考委員長の北川フラム・アートフロントギャラリー代表取締役がプレゼンターを務めるほか、選考委員で作家の角田光代氏も出席する。選考委員には国学院大観光まちづくり学部教授の楓千里氏も名を連ねている。
海の映画館をつくろうプロジェクト実行委員会が主催するうみぞら映画祭は、洲本市の大浜海水浴場でクレーンを使って沖合に巨大なスクリーン(高さ約6メートル、幅約10メートル)を吊り下げて映画を上映し、砂浜から楽しむイベント。16年に始まり、昨年5月に開催された時には2日間で約8千人が来場したという。
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