大河ドラマの効果じわり 静岡市のイメージ 家康の関心高まる


 静岡市が東京都民を対象に実施したイメージ調査によると、NHK大河ドラマ「どうする家康」の影響で、駿府城と家康の歴史への関心が高まっていることが分かった。市は「ファン層の観光需要が期待できる」としている。

 市の魅力を客観的に把握するため、2016年から毎年、都民約千人を対象に実施。今回は2月15~17日、20~50代の男女1038人(男女各519人)に対し、インターネットリサーチ法で調査した。

 市の印象を聞いたところ、最も多かったのは名産の「お茶」で941人が挙げた。次いで「富士山」の854人、「ちびまる子ちゃん」の397人で、昨年と変わらなかった。

 今年1月、駿府城公園の目の前に家康を中心に市の歴史文化を発信する「歴史博物館」がオープンしたが、「ぜひ行ってみたい」「行ってみたい」「機会があれば行ってみたい」を合わせると、来館希望者は75%に上った。

 また、昨年度調査で約30%にとどまった「家康が市ゆかりの武将と知っていたか」の回答が50%を占めたことや、印象のトップテンに「駿府城」がランクインしたことから、市は「ドラマの影響で家康と市の歴史に関心が集まっている」と捉え、観光客の増加につながることを期待している。

 
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