ムスリム(イスラム教徒)観光客を関西に誘致しようと、大阪商工会議所(大商)は12月5日、接遇や応対に必要な基礎知識をまとめたガイドブック「ムスリム観光客 接遇基礎知識集 アッサラーム アライクム!」を作成した。大商の「旅游都市化推進プロジェクト」のうちの「インバウンドによる買い物消費拡大」事業の一環。大商がインバウンド関連のガイドブックを作成するのは、2年前の中国人対応に続いて2例目となる。
「アッサラーム アライクム」はアラビア語でイスラム圏共通のあいさつ「こんにちは」の意味で用いられる。
ガイドブックはA4判カラー16ページ。ムスリム人口や宗教的ルール(ハラル、またはハラール。その他礼拝や断食の習慣、好ましい服装、偶像崇拝の禁止など)を紹介し、訪日客が多いマレーシアとインドネシアからの観光客の特徴を、各種データを基に示している。
大商では、ガイドブック5千部作成し、会員企業のほか、ムスリム観光客の接遇や応対の向上を目指す小売店、飲食店などに配布する。大商管内以外の店舗や宿泊施設関係者は、大商ホームページからガイドブックの全ての内容を見ることができる。
今後、ムスリムに関するセミナーを希望する商店街や百貨店、ショッピングセンターには、大商職員を講師として派遣し、社員や販売スタッフに対応方法を解説する。