多言語コミュニケーションソリューションなどを手掛ける、アクティバリューズ(東京都渋谷区)は、インバウンドなどの外国人を接客する店舗向けに、外国語が話せなくても自ら外国語で接客できるアプリ「talkappi(トーカッピ)」を提供している。
トーカッピは、誰でも簡単に外国語で接客できるアプリで、画面をタッチするだけで外国語での対話ができ、会話パターンが豊富などの特徴がある。
ヘアサロン版、宿泊・飲食版の2種類を提供。現時点で、英語、中国語(繁体、簡体)の3言語に対応している。
同社では、アプリ版でのサービスに続き、顧客からの質問などに自動応答するチャットサービス「多言語AIコンシェルジュ talkappi ボット」を宿泊施設向けに開発しており、すでに来年1月から群馬県草津町の「ホテルヴィレッジ」での運用開始が決まっている。
同社の陳適社長は「類似のサービスは多々あるが、滞在前だけでなく滞在中の各種問い合わせに対応できることが、同サービスの特徴」と述べている。
「トーカッピの普及を通じて、言葉の壁を乗り越え、外国人の顧客に日本の優れた多様なサービスを体験できるよう取り組んでいく」と同社。