
外国人にとって魅力ある日本の土産品を選ぶ観光庁のコンテストの最終審査が18日に開かれた。グランプリには、「起こし文」などの作品を手がける東京都、山岡進氏の「街並はがき」が選ばれた=写真。応募総数は755品。このほかに部門賞9品、各国・地域別賞14品、特別賞1品が選出された。
街並はがきは、組み立てると、絵柄が立体的に飛び出す起こし文の紙製商品。懐かしい商店などの絵柄が飛び出し、並べると街並みのようになる。価格は1セット1260円。
ビジット・ジャパン重点市場にあたる国や地域の出身者、観光関係者などで審査した。
部門別の金賞は、トラディショナル(伝統)部門が「手作りミニチュア着物」(西田商店、京都府)、エッセンシャル(日常)部門が「三角ようじ20本小紋柄3コセット」(広栄社、大阪府)、クール(最新)部門が「お寿司のUSBメモリーおみやげセット」(京都シルク、京都府)。
今年が「国際森林年」であることを記念した国際森林年特別賞には、「ままごとセット」(ストローファーム、高知県)が選ばれた。
入賞作品は、成田、関西、中部、羽田の各空港で展示、販売される予定。
