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環境省の調べによると、2017年に国立公園を訪れた外国人旅行者数は約600万人で、前年に比べ約10%増えたことが分かった。
観光庁の訪日外国人消費動向調査や日本政府観光局の訪日外国人旅行者数のデータをもとに集計した。
もっとも利用者数が多かったのは「富士箱根伊豆」で258万人。2位の「阿蘇くじゅう」(92万6千人)、3位の「支笏湖」(90万1千人)を大きく引き離し、断トツの人気を誇っている。
国立公園は全国に34あるが、満喫プロジェクトで先行的に取り組みを進めることにしている8公園(阿寒摩周、十和田八幡平、日光、伊勢志摩、大山隠岐、阿蘇くじゅう、霧島錦江湾、慶良間諸島)の合計は約149万人となり、同29%増加した。
同省は、国立公園の訪日外国人利用者を2020年までに1千万人にする「国立公園満喫プロジェクト」を推進しており、目標達成に向け、受け入れ環境の整備や海外への魅力発信を進める方針だ。