埼玉県物産観光協会は3月30日、第2期彩の国DMO戦略を策定したと発表した。
このたび、観光庁登録DMOである一般社団法人埼玉県物産観光協会(彩の国DMO)は、「第2期彩の国DMO戦略」を策定し、新型コロナウイルスで打撃を受けた本県の観光業の回復を目指して5つの戦略を実施します。
「第2期彩の国DMO戦略」は、2023年までに新型コロナウイルスで打撃を受けた観光業の回復(旅行消費額等の数値を2019年の水準に戻す)を目指して、2021年度から2023年度の3年間に実施する戦略を定めたものです。
戦略では、まず、当協会の理念である「Saitama Style」の実現に向けて、2030年度のありたい姿(ビジョン)を設定し、現状分析や課題の整理を行っています。その上で、コンセプトである「ちょこたび埼玉」を推進し、セグメントに応じたターゲットの設定や2021年から2023年までのKPIを設定し、以下の5つの戦略を実施します。
- 「買いたい」地域資源の磨き上げ
- データに基づいたマーケティングの実施
- 多様な主体との連携及び観光人材の育成
- 安全安心な観光地域づくりと情報発信
- 自立した運営の実現
なお、5つの戦略においてそれぞれトピック欄を設け、今後の取り組みのヒントとなるような事例を紹介しています。
今後、彩の国DMOでは、2021年度からの3年間において、本県観光を取り巻く環境を捉えつつ、5つの戦略に基づく具体的な年次事業計画を立案し、着実に実施してまいります。
ただし、この期間において社会経済情勢に急激な変化があった場合は、ビジョンの実現を基本としつつ、必要に応じて見直しを図ることとしています。
戦略本体および参考資料については下記リンク先をご覧ください。
第2期彩の国DMO戦略を策定しました~新型コロナウイルスで打撃を受けた観光業の回復を目指して~
(令和3年3月30日 一般社団法人埼玉県物産観光協会)