富山県の高岡市、氷見市、砺波市、南砺市とJR西日本は、10月開始の北陸デスティネーションキャンペーンに合わせJR西日本が城端線・氷見線で運転する「走るギャラリー」をコンセプトとした新しい観光列車の名称を「ベル・モンターニュ・エ・メール」と発表した。親しみを持って呼んでもらうために「べるもんた」の愛称も設けた。
高岡を起点に山側の城端線と海側の氷見線の双方に路線が伸びる同エリアの特徴である「美しい山と海」をフランス語で表現した。国内客にはインパクトを与えるとともに、外国人観光客にも認知できる名称にした。
ロゴデザインは、列車の名称である「美しい山と海」を分かりやすく表現。ゴールドの枠は窓枠を表し、車窓から見える山と海をシンボリックに描いた。「Belles montagnes et mer」の文字で、城端線と氷見線を結ぶレールと、旅で訪れた土地と旅人の心をつなぐ架け橋をイメージした。
快速列車(全車指定席)として運転する。乗車券に加え、指定席券が必要。運転日は10月10日から来年2月28日までの土曜日と日曜日。来年1月2、3日は運休となる。
土曜日の運転は城端線・氷見線の新高岡・高岡—氷見駅間で1日2往復。停車駅は、新高岡、高岡、伏木、雨晴、氷見。日曜日は城端線の高岡—城端駅間で1日2往復。停車駅は高岡、新高岡、砺波、福野、福光、城端。
べるもんたの外観イメージパース