松葉ガニ漁の解禁に合わせた恒例行事、第19回「冬の城崎まるかじりキャンペーン」が12日、大阪市北区のホテルグランヴィア大阪で開催された。主催は城崎温泉観光協会。城崎の冬の味覚である松葉ガニをはじめ、出石そば、但馬牛などを旅行会社の担当者らに振る舞って、送客を呼び掛けた。
会場ではカニ競りのイベントが行われたほか、「ミスゆかたコンテスト」で選ばれた城崎温泉観光大使の3人の紹介が行われた。
城崎エージェント協定旅館連合会の西村肇会長は「海からカニ、空から雪、地から温泉が湧く。城崎の最高の季節なので奮って送客願いたい」とあいさつした。
また、来年のNHK大河ドラマは「黒田官兵衛」で、兵庫県にはゆかりの地が多い。西村会長は「観光客に足を延ばして城崎に泊まってもらえるように、旅行会社と協力して商品などを計画している。いろいろな意味で来年は勝負の年」と述べた。
恒例のカニ競りイベント