全国旅行業協会(ANTA、二階俊博会長)は4月26日、着地型旅行を推進するためのイベント「第8回国内観光活性化フォーラム」を富山市・富山市芸術文化ホールで開く。観光庁による基調講演「国内観光旅行の促進について」(仮題)や、着地型旅行商品「地旅」の事例発表などを行う。
地旅の現状を紹介し、将来像を探る事例発表では、高知県旅行業協同組合の吉本隆一理事、協同組合岡山県旅行業協会の松田良治専務理事、協同組合大阪府旅行業協会の徳原昌株理事長、HATAの佐々野和美事務局長らが土佐や天神祭などでの着地側、発地側の取り組みを語る。コーディネーターはまちづくり観光研究所の奥坊一広所長、コメンテーターは全旅の池田孝昭社長が務める。
また、第3回「地旅大賞」にエントリーしている商品も紹介する。
翌27日は立山アルペンルート、ホタルイカ観光船、五箇山合掌造り、砺波チューリップフェアを訪れるエクスカーションを実施する。
地震発生で約1200人と見込まれていた参加者の減少も予想されるが、ANTA本部では数多くの参加を呼びかけている。
次年度は群馬県前橋市で開催する予定。