しずおかフィナンシャルグループ(FG)は11月16日、地域経済活性化を目的とした「SFG不動産投資顧問」を傘下に設立した。静岡県を中心とした営業エリア内の駅前再開発事業や物流倉庫、大型商業施設の誘致・開発など地元に根差した不動産活用策を立案。数億円規模のプロジェクトごとに組成するファンドの特別目的会社(SPC)に対して、観光や魅力ある街づくりなどで総合的な投資助言を展開する。遊休不動産活用や地域企業の不動産流動化などに対応する。
社長は静岡銀行ストラクチャードファイナンス(SF)部SFグループ課長の渡邉敬博氏(51)が就任。資本金は1億円で同FGが100%出資。役職員数は5人。同行本部内が本店所在地となる。東海財務局から投資助言・代理業の金融商品取引業者としての認可を受けてから4月をめどに営業を開始。営業開始時点でさらに5人程度増員する計画。【記事提供:ニッキン】
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