國學院大学観光まちづくり学部は8日、東京の同学渋谷キャンパスで第4回「観光まちづくりフォーラム」を開いた。「地域の暮らしと観光まちづくり」をテーマに、観光を通した地域活性化に取り組む3氏を招き、それぞれの事例を聞いた。
登壇したのはフットパス研究所(熊本県美里町)代表、美里フットパス協会(同)会長の井澤るり子氏、ツールドラック(滋賀県大津市)代表取締役の川口洋美氏、千年鮭(さけ)きっかわ(新潟県村上市)代表取締役社長の吉川真嗣氏。
町内を楽しみながら歩く「フットパス」を推進する井澤氏は、地域住民との会話など、観光客が楽しく歩ける道を18コース整備し、町の交流人口拡大、地域経済の活性化に貢献。
滋賀県湖西エリアで訪日外国人向けのツアーを催行する川口氏は、農家での収穫や餅つき体験、屋根瓦工房の見学ツアーを行い、欧米人富裕層らの集客に実績を上げている。
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