国際観光施設協会(中山庚一郎会長)は22日から始まる国際ホテル・レストラン・ショーで、旅館・ホテルの省エネなどを支援する相談コーナーを開設する。昨年初めて実施したところ好評だったため、今年も設けることにした。
このコーナーは「エコ達人村」。メーカーや設計事務所など16社がブースを設け、旅館・ホテルなどのエコ対策や省エネへの取り組みについてアドバイスする。「1社1時間程度、水・光熱費などの資料をもとに、専門家が相談に応じる」と中山会長。相談施設は既に決まっており、今回は17軒となっている。
相談に応じる企業は次の通り。
旭ビルウォール▽スミノエ▽パナソニック電工▽フジマック▽三菱電機▽ルートロンアスカ▽ショウエイ▽東京電力▽日比谷総合設備▽前川製作所▽ヤマギワ▽ダイキン工業▽石井建築事務所▽倉橋英太郎建築設計事務所▽観光企画設計社▽日本設計
コスト削減のセミナー開催
国際観光施設協会は25日、国際ホテル・レストラン・ショーが開かれている東京ビッグサイトで、国観連や日観連、温泉協会、ホテル協会などの協力で「水・光熱量30%削減への挑戦」をテーマに、セミナーを開く。
水はどこで使われているか、温泉熱の回収、照明電力と動力電力などについて、ホテル泉慶や大川荘、ロイヤルパークホテル、ホテルニューオータニなどの担当者が取り組み事例を紹介、参考にしてもらう。
参加費無料、定員100人。問い合わせは同協会(TEL03・3263・4844)。