バスなどの運輸交通事業をはじめ、観光レジャーなどを手掛ける国際興業(東京都中央区)はこのほど、プロ仕様の消臭・除菌剤ブランド「清水香(せいすいか)」シリーズの2種(同無香料、同リミテッドエディション無香料)についてTCID50法(ウイルス感染による細胞死の有無を判定)とプラーク法(ウイルス感染による細胞死をプラーク形成の有無で判定)で試験サンプル2種ともにウイルスに対して抑制効果があり、併せて、1分の混和処理で99.99%以上の抑制率を示したと発表した。
ウイルス不活化効果の検証は、北里大学医療衛生部の北里英郎教授(微生物学)などが行った。同大学によると、製品の主成分である「両性界面活性剤消臭剤」と「エタノール」の両方が含有されていることによる効果であることが考察されるという。
清水香は、同社と白元アース(東京都台東区)が2004年から約1年半かけて共同開発し、06年から販売を行っている。宿泊施設の客室、バスやタクシーの車内など、家庭用の消臭剤では消えにくいにおいを研究し、消臭、除菌を追求した消臭剤。
問い合わせ先は、国際興業商事部営業第二課TEL03(3273)4042。
消臭・除菌剤の清水香