日本政府観光局(JNTO)によると、国際機関、国際会議協会(ICCA)が集計した2014年の国際会議の開催統計(暫定値)で、日本の開催件数は337件となり、アジア太洋州・中近東地域で3年連続の1位となった。世界での順位は昨年と同じ7位だった。
世界で14年に開催された国際会議件数は、前年比180件減の1万1505件。国際会議の開催件数は増加基調にあるが、14年の開催はリーマンショック以後の世界的な経済不況などが影響したと見られている。日本の開催件数は同5件減だった。
日本のほか、開催件数の上位10位は、1位米国(831件)、2位ドイツ(659件)、3位スペイン(578件)、4位英国(543件)、5位フランス(533件)、6位イタリア(452件)、8位中国(332件、香港、マカオ除く)、9位オランダ(307件)、10位ブラジル(291件)。
ICCAが集計する国際会議には、民間企業以外が主催する会議で、参加者者数が50人以上で、定期的に開催されているなどの要件がある。