国民保養温泉地協議会(会長、大西倉雄・山口県長門市長)はこのほど、鳴子温泉郷(宮城県大崎市)で総会を開き=写真、2018年度事業計画案などを審議、承認した。
総会には約30人が出席。18年度事業では、ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構と連携し、国民保養温泉地でのガストロノミーツーリズムの推進に重点的に取り組む。また、特例で、20年度の総会開催地として静岡市が立候補していることが紹介され、内定の了承を得た。
19年度総会は大分県竹田市で開催する。首藤勝次市長は、環境省や経済産業省、観光庁、自治体、温泉関係者らによる行政討論会を開きたい意向を示している。
講演会には市民を含む約100人が参加。環境省温泉地保護利用推進室の山本麻衣室長、東京都市大の早坂信哉教授が講演。情報交換会はホテルオニコウベで開催され、温泉関係者を含む約40人が懇親を深めた。