ロングステイ財団(田川博己会長)は7日、前日に発行した「ロングステイ調査統計2019」から最新のロングステイ動向を発表した。2018年調査で、国内ロングステイを希望する都道府県は、昨年と同様、沖縄県がトップだった。
2位北海道、3位京都府、4位東京都、5位長野県で、このトップ5は15年から4年連続。6位の福岡県と7位の静岡県はそれぞれ前年より1ランク順位を上げた。新たに10位に入った鹿児島県は、大河ドラマ「西郷どん」の効果と見られる。
18年の国内ロングステイ人口は前年比9・0%減の773万8千人。ロングステイ地を選ぶ際の基準は「気候」が最多。「ロングステイが避暑避寒目的、苦手な季節から逃れ、行き先の良い季節を選んでいる傾向は変わらない」(同調査統計)。2位「好きな地域」、3位「環境が良い」、4位「利便性」、5位「ロングステイ向けの施設や情報が充実している」。