ロングステイ財団(田川博己会長)は2日、「ロングステイ希望都道府県2019」を発表した。1位は13年連続で沖縄県。2位は北海道、3位が京都府だった。
全国不特定多数620人に対するインターネット調査「今後の余暇の過ごし方についてのアンケート」の回答をもとに、トップ10を導き出した。沖縄県、北海道、京都府のトップ3は11年連続して変わっていない。4位以下は(4)東京都(5)長野県(6)福岡県(7)静岡県(8)大阪府(9)神奈川県(10)兵庫県となっている。
「ロングステイの目的として避暑、避寒など、気候の良さを求める方が多い傾向にある。加えて、ロングステイ検討時に重要である滞在施設の充実(週単位・月単位の宿泊料金、泊食分離)などの受け入れ環境の整備、受け入れサービスの充実、また、それら情報の発信が行われている都道府県が希望ロングステイ先として選ばれている」と同財団。
併せて同財団は、「ロングステイ希望国・地域2019」も発表。1位は14年連続でマレーシア。ロングステイ希望国トップとしてのイメージの定着により、幅広い世代に評価されているという。
そのほかトップ10は(2)タイ(3)ハワイ(4)フィリピン(5)台湾(6)オーストラリア(7)インドネシア(8)ベトナム(9)シンガポール(10)カナダの順。ベトナムが初めてランクインし、新しいロングステイ先として注目されている。ロングステイ先としてアジアの人気が高まっている。